※写真は本文とは全く関係ないのですが・・・みんなうちで学んでくれた、腸揉み仲間です♡

お腹は、食べたものの消化をして、栄養を吸収してくれている場所です。
だからこそ、お腹に元気がなかったり、硬かったり、張っていて苦しかったりすると、うまく消化吸収ができなくなったり、いいお通じができなくなってしまいます。
  
でももうひとつ、大切なことがあって
「お腹は、あなたの心(感情)の消化もしてくれている。」ということを、私はみんなに知っていて欲しいなと思っています。
  
食べたものも、感情も、未消化のままお腹に溜め込んでしまうと、お腹はどんどん重く、頑なになってゆきます。
だから施術をしていると、単なる内臓の不調だけでなく、感情をお腹に溜め込んでいる人もわかるのです。
  
それは、自分では悩みがないとか、心配事はないと思っていても、です。
そう言った方でも、何度か施術させていただくうちには感情が溜まっていることに気付かれることがほとんどです。
実はそのような方ほど、感情を受け止めることをせずに「なかったこと」としてお腹の奥深くに見えないように仕舞い込んでいるから、表面的には忘れてしまっているのですね。
でも、溜まった想いは、そこから消えることはありません。
 
 
排泄物をお腹に溜め込むのが「便秘」です。
お腹が苦しく、痛くなりますよね。
 
そして、感情をお腹に溜め込むのは「我慢」です。
我慢は溜まりすぎると、心が苦しくなり、痛くなります。
 
施術の時、心には触れられません。
でも、お腹には触れることができます。
お腹に触れて、優しく緩めることで、我慢して頑なになった心も少しづつ緩まってゆきます。
(その時、お腹に溜め込んだ「感情」さんが溢れ出てくることもあるのですが・・・それはその時にしっかりと対話をしながら、ご本人が受け止めてゆかれるのが大事なのですね。)
 
 
私は整腸セラピーで、さまざまな心や体の滞り、溜まりを解放し、緩やかに流れる心や体になっていただきたいと願っています。
流れる状態は、体の機能にも心の状態にもゆとりが生まれ、しなやかな強さを生み出すことへと繋がるからです。
 
心地よく流れる状態を思い出せば、体はどんどん楽になり、心は軽くなる。
そうして踏み出す次の一歩を、応援したいと思っているのです。