こんにちは。
Salon YUSURA~ゆすら~ 整腸療法師の森 亜紀子です。
いつもご覧くださりありがとうございます。

さて、「お腹を揉む」といっても、突然 腸を狙って揉んではいけません。

もちろん、私自身もそんなことは決してやっておりません(笑)

腸という臓器自体は筋肉でできているので、実はなかなかタフな臓器です。
よく「お腹はデリケート」といいますが
それはたくさんの臓器が狭い場所にひしめき合うように詰まっていて
それでいて骨格によって護られていない場所だからであって
腸自体が弱くて傷つきやすいから、というわけではありません。

かといって、「じゃあグイグイ揉んでもいいわけね」というものでもゴザイマセン。

やみくもにやってしまうと、普段からお腹揉みが習慣化していない状態の場合
お腹の表面の筋肉(腹直筋や外腹斜筋)が硬くなっていることが多いため
それらの筋肉を傷めてしまいかねません。
まずは表面から少しずつ柔らかくして、それから深い部分(腸)へと移行してゆくのが良いわけです。

(セルフorホームケアのセラピー法を学んでくださった方の場合、私が口酸っぱく
「痛みを感じるほど押さなくていい」とか、「体が入れてくれるところまででよい」というのは
そういう危険性を回避するための目安だからです)

通常の施術では、お腹の筋肉が硬くなっているのに突然強く揉んでしまって
必要以上に負荷がかかって痛めてしまうことのないように
様々な段階を踏みつつ、徐々にお腹の深くまで届いたアプローチできるように
細やかな揉み分けをしています。
 
一見、同じような動きをしているように見える「腸揉み」の動作でも
緩める目的の先が

・お腹の表面の筋肉なのか
・コリやハリがあるその部分なのか
・さらにその奥に居る 腸そのものなのか

それによって、揉み方を変えてるわけですね。
 
自分で自分のお腹を揉む「セルフケア」だったり
毎日簡単なケアを続けることが目的の「ホームケア」の場合
揉まれることでの「心地よさ」を重視できればいいので
(リラックス効果を得て、副交感神経活性による筋肉の緊張の開放、腸機能の活性化を目指しているだけなので)
「気持ちいいと感じる」ことを大切にしていれば大丈夫です。
なので、そのようなお伝えの仕方をしています。(きちんと守って揉んでくだされば、の場合ですが)

でもお仕事として行う「整腸施術」の場合は話は別で
ここの「揉み分け」ができて初めて「体に効果的な働きかけ」ができるため
講座ではこの揉み分けがマスターできるように頑張ってゆきます。
(6ヶ月で修了できるかどうかは、ここがポイントだったりします。)

一見同じような動作に見えても
「心地いい重視」の揉み方と「適度な刺激で効果的に働きかける」揉み方を上手に組み合わせて
流れるような施術ができるのが理想かなぁと思います。
私も、日々精進です。
 
 
整腸施術は一見地味です・・・。
 
でも、地味で簡単そうに見える技術ほど
実は奥が深く、深めれば深めるほど、難しさがわかるものではないかと思うんですよね。
噛めば噛むほど味が出る スルメみたいな・・・?
「なんか、簡単そう」に見えるものほど、実は簡単ではないという。 

整腸施術も、地味な中にも様々な狙いがあり
やみくもではなくお腹を傷めないよう、緻密な計算があったりするのよってことで。
(ちょっと凄そうに言ってみただけ 笑)
 
どうぞ、その体感の違いを感じつつ・・・安心して受けていただけると幸いです^^