こんにちは!
Salon YUSURA~ゆすら~ 整腸療法師の亜紀です。
 
 
いつもサロンで(整体院でもですが)施術の前に、お客様に必ずたずねる質問があります。

そのひとつが、
「一番最近のお通じ、いつでしたか?」
です。

うちにお越しになるお客様で一番多いお悩みが「便秘」。
「出ない出ない」とお悩みなんだけど、
いざこの質問をした時に、答えられない人が意外に多い。

いつ出たかわからないくらい前だから、覚えていないのかといえば・・・

実はそれくらい重症の方って、ほとんどいらっしゃらないのです。
(10日以上でない、とか、もうわからないくらい出ていない、とか・・・)

多いのが、「2~3日出ない」とか、
「週に2回くらいしか出ない」
という便秘度の方が多いので、もういつだったか覚えていられないくらい出ていないという場合ってほとんどないんですよね。

それなのに
「あれ?いつだっけ?昨日かな?あ、今朝出たっけな?」
っていう感じで、今朝出たかどうかもはっきりと覚えていないわけです(笑)

それって、イコール

自分の体に、たいして意識を向けていないってことなんですよね。

みなさん、ご自分の体にお悩みがあるんだけど
そのわりに
「今どんな状態か」
という事に関してはかなり関心が低いのです。
 
それと同じような質問で
「昨日一日、食べたものを教えてください」
というのも同じ。

その場合、朝から順番に何を食べたか聞いてゆくのですが

みなさんかなり曖昧です(笑)

これって「記憶力」というよりも、「食べてるものに関心を寄せているか」の差のように思います。
 

たとえ便秘だったり下痢だったりという、腸のお悩みでなかったとしても
腸の健康が、体全体の健康と心の安定をつくっていますので
「どんなものを食べて、どんなものを排泄できているか」
に、意識をもって暮らすことは、とっても大切です。

どこかに不調があるのならそれだけ、自分自身に対して関心を寄せて意識することから始めてほしいのです。
そうでなければ、体が教えてくれた少しの変化を見落としてしまいかねません。
 
体や心を変えたい、と願うのならば
まずは自分がその体や心に意識を向け
変化や、伝わる感覚をしっかり受けとることが大前提です。
 
 
だから私はいつもお尋ねします。
 
「一番最近のお通じ、いつでしたか?」

「昨日食べたもの、教えてください」
 
あなたはすぐに答えられますか?
ご自分の大事な体に入れる物、体から出すもの、意識して、ちゃんと把握していますか?

もしも、すぐに答えられないようならぜひ
今日から意識を向けてみてください。
 
そんな小さな心がけ、取り組みを積み重ねることから
体は真の健康へ向けて、シフトしてゆけるものなのです。